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利用者急増中!快速とびしまレンタサイクル

2021.10.19

とびしま海道レンタサイクル

どうも、運動不足で何か始めないと…と思っている調査員Kです!

コロナ禍で密を避けて、開放的な自然の中で楽しめるアウトドアブームとなっています。

安芸灘のとびしま海道でも利用者が急増しているアウトドアスポーツがあると聞いて、

呉市街から安芸灘大橋を渡ってやってきました下蒲刈島の「コテージ梶ヶ浜」!

プライベート感のある美しい海と浜

キャンプも楽しめるロケーション抜群の敷地

見えてきたのは…

ピカピカの自転車 ✨ (かっこいいデスネ~)

そう、これが利用者急上昇中の「とびしま海道レンタサイクル」

「貝と海藻の家」と書かれた施設で自転車の貸出をしています。※要予約

レンタサイクルを含むとびしま海道の観光振興に努めている高島さんと、瀬戸内イチの自転車整備士との呼び声も高い石川さんにお話を聞きました。

K:レンタサイクルが人気だとお聞きしました。
高島:年々、利用されている方が増えていますね。自転車の台数が増えているのもあるし、「とびしま海道レンタサイクル」が浸透してというのもあって。とびしま海道の利用者も増えてきていたと思うので、サイクリング人気なのかな。
石川:コロナがなければ、もっと利用者が増えていました。
高島:コロナで一度、落ち込んだけど、順調に一昨年で1,128台だったかな。コロナ禍でも比較的安心して使用できるものではあると思うので、去年は夏や秋とかは結構利用者が多かったですね。
石川:今年の4月に最高記録が出たんです。
高島:緊急事態宣言が開けて150~160台出ていて、前年比だと倍くらいに。みんな外で遊びたくなって、安心して利用できるレンタサイクルに注目されたんでしょうね。

人気のミニベロ(電動アシスト付き)Eバイク【メーカー】 DAYTONA(デイトナ)

K:とびしま海道でレンタサイクルと始めようと思ったきっかけは?

高島:コテージ梶ヶ浜の利用促進のために自主事業として始めました。。コテージに泊まるだけじゃなく、とびしまの美しい島々を巡ってもらいたいという想いに共感頂いた、呉市役所さんや広島県庁さんにサポート頂きながら、台数を増やしてきました。

K:サイクリングには最適な島ですよね。

高島:3時間と8時間の設定があって、3時間だとこの島一周くらいで家族連れでも最適なコースです。8時間になると、とびしま全部を周って帰ってくると70kmくらいになります。上級者じゃなくても、体を動かしたいとかで利用される方も多いですよ。

K:とびしま海道は信号機が無いんでしたっけ?

高島:安芸灘大橋を渡った所に1つあるだけです。しまなみ海道と比較すると、交通量が少なくて山に入る場所もほとんど無いので、走りやすいと思いますよ。しまなみ海道ほど観光地化されていないので、素朴な島暮らしの人々の景色というか島模様に触れられるかな。車だとなかなか感じられない空間だと思うので、自転車だとそういう景色を眺めながらゆっくりとツーリングできますね。

K:ガチなサイクリストじゃなくても楽しめそうですね。

高島:そうですね。3時間コースやファミリーで行く利用者も多いですよ。下蒲刈島は一周15kmで、自転車も速かったら時速20kmは普通に出るので、ゆっくりお昼ご飯食べて帰ってもらえれば。心地よく運動したなって感じになっているんじゃないかなとは思います。

ミニベロ(玄人向き)広島東洋カープコラボモデル【メーカー】アンデックス 凪

K:結構高そうな自転車が揃っていますよね。

高島:「凪」という自転車は、尾道のアンデックスさんというメーカーさんのもので、アンデックスさんがしまなみを心地よく走る自転車を開発したいということでこの自転車を開発されました。僕らも、とびしまでどういう自転車がいいか考えたときに、スピードが出せる場所なので、軽快に走れる自転車なのでおススメです。よくカープの選手がキャンプの時に移動で乗ったりして、当時エルドレッドとか体が大きい人が乗っても大丈夫です。電動アシスト付きのEバイクは定価だと15万くらいします。がんばって良い自転車を揃えていますよ(笑)。

K:愛媛県側から来る方だと下蒲刈は遠いと思いますが、そういう利用者の方に向けては?

高島:配車・乗り捨てというサービスがあります。ここが拠点なんですけど、島にはフェリーでくる方も多いですね。今治の方面へ抜けていく人は岡村で乗り捨てたりとか。竹原から大長港に高速艇で出てくる人もいらっしゃるので、配車を大長でして仁方駅で乗り捨てもできます。

桑畑:港からでも利用できるってことですね。

高島:事前予約にはなりますけど、利用できますよ。

職人技で整備をする石川さん。自転車はいつもピカピカ♪

K:利用される方は週末が多いですか?

高島:週末は多いですけど、遠方の人だと平日とかでお休みを取られてしまなみを平日走ってまた今治から船で岡村に入るって方もいらっしゃいますね。ここはキャンプも海水浴もあってコテージもあって、すごくいい場所だと言われます。お父さんは釣りしているけどお母さんや子どもはすることがないから、そういう時に自転車があると遊べますよね。観光施設が多い島ではないですが、景色とかは抜群にいいのでサイクリングに向いている場所だと思います。

K:ガイドツアーもやっているんですか?

高島:NPO法人瀬戸内サイクルメディアの斉藤さんが今年から「自転車観光案内ぽたりん」として、サイクリングガイドツアーを始めています。を始めています。ウチの自転車を使ったりしてEバイクで坂道なんかを上がるツアーが人気のようです。

近くで釣りを楽しんでいる方も多く、初心者でもよく釣れるとのこと。

K:コテージ梶ヶ浜はキャンプだけでなくて宿泊施設もあるんですね。

高島:古民家風のコテージですね。囲炉裏とかも快適に使えるようにしています。ご飯は、地元の仕出し屋さんで鯛めしセットとかも取ることができます。鯛めしだけじゃなくてもご飯を炊くだけでもおこげができるので、ちょっとしたお父さんの腕の見せ所の体験も。薪をくべて火加減を調節したり…ご飯って炊飯器で簡単にできるものだと子供は思っているのでね、こんなことをやったことのない人はいっぱいいるので、そういうのもいい思い出になるのかな。

K:あと、気になっていたんですが、自転車を借りる施設の「貝と海藻の家」って…

高島:気づきましたか(笑)。世界中から珍しい貝や海藻を集めた自然博物館が奥にあるんですよ。

K:これはレアな展示施設ですね…貝好きにはたまらない。

高島:これだけ集まってキレイに展示しているので、一度は見てほしいですね。子どもの夏休みの自由研究とかにも良いかも。

巨大なオウムガイも!

とびしま海道の玄関口・下蒲刈にある「コテージ梶ヶ浜」。ここに車を停めて、自転車に乗って海岸沿いのサイクリングコースを走り、いくつもの橋を越えて新たな島へ。とびしま海道の旅先案内的な役割も担っている場所なので、とびしま海道に来たらぜひ訪れてみてください!

ミスターとびしま・高島さん(指定管理者 ビルックス株式会社)

とびしま海道レンタサイクル

呉市下蒲刈町下島839番地16(下蒲刈島コテージ梶ヶ浜内)

TEL 080-2927-2504 ※要事前予約 ご予約専用ダイヤル

8:30~17:00まで受付可