皆さま、こんにちは!
10月に入ってだいぶ暑さも和らいできた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
10月12日に海上保安大学校にて、
「SPORTS AND WONDER KUREインクルーシブスポーツ体験会 in 海保大」を開催いたしました。
当日の天気は前回と同様に快晴!
参加者の方々が集まり受付スタート!
▼インクルーシブスポーツとは?
「年齢・性別・障がいの有無に関わらず誰でも楽しめるように考案されたスポーツ」
のことを指します。
誰でも楽しめる競技ルールの中に奥深さもあり、
近年では日本国内で体験会や大会が多数実施されるなど、盛り上がりを見せております。
今回実施したインクルーシブスポーツ体験会は、
ボッチャ、フライングディスク、モルック、そしてハンザヨットの体験が可能で、
遊びや注意事項などはスタッフの方が丁寧に説明し、安全面を優先しつつも、可能な限り誰でも楽しめることを目指した内容となっておりました。
特に、マリンスポーツのハンザヨットに関しては、桟橋の利用やハンザヨットへの乗り移りなど安全を考慮しなければならない場面も多く、参加者と事前の打ち合わせもある程度は必要になってきます。
各スポーツについてはまた後ほどご紹介いたします!
こちらは開会式の様子です。
主催者である、呉市長 新原芳明の挨拶後、
開会会場である海上保安大学校長 筒井直樹様にご祝辞をいただきいました。
そしていよいよ体験会スタート!
まずはボッチャ!
ボッチャという競技では、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
▼本競技の「インクルーシブ」ポイント!
・上から投げても下から投げても蹴ってもいいルールとなっています。
・投げることができなければ、ランプ(勾配具)を使うこともできます。
・障がいによりボールを投げることができなくても、ランプを使い、自分の意思をランプオペレーターに伝えることができれば参加できます。
球をどういった場所にどう投げるか、お互いに読み合いながら戦略を立てるチーム競技であるため、シンプルながら非常に奥深く、盛り上がっておりました!
お次にフライングディスク!
本競技は、プラスティック製の円盤(ディスク:重さ100g(±5g)直径23.5㎝)を使って行います。ゴールに向かってディスクを投げるアキュラシー種目とできるだけ遠に投げることを目指すディスタンス種目があります。
▼本競技の「インクルーシブ」ポイント!
・「どこでも」(場所を選ぶことなく)、「だれでも」(どんな障がいがあってもなくても)「いつでも」(気軽に)取り組むことを目指しました。
・視角に障がいのある人も、音源を利用して楽しむことができます。
ディスクを思ったように投げるのが意外と難しいのですが、自分の手から離れたディスクが軽快に飛んでいくのは見ていて気持ちの良いものですね!
試しに投げてみたのですが、思ったよりもディスクが真っ直ぐ飛ばずに大苦戦しました笑
次はモルック!
モルックと呼ばれる木製の棒を投げて、スキットルと呼ばれるピンを倒し点数を競うフィンランド発祥のスポーツです。 試合は個人やチーム(2~4名)で対戦し先に50点ジャストなった方が勝ちとなります。 屋外で自然をたのしみながらプレイすることも醍醐味です。
▼本競技の「インクルーシブ」ポイント!
・シンプルなゲーム性でこどもから高齢者まで気軽に楽しめます。
・公式のルールはありますが、ゲームをする仲間同士で距離や投げ方などのルールに工夫をすることで小さなこどもや障がいのある方であっても楽しめることを目指しています。
「50点ジャストを狙う」という点についてチームでの戦略が非常に重要な本競技。相手よりリードしていても50点をオーバーしていると25点まで戻されてしまうため、最後まで気が抜けない緊張感もあります!
その分、狙った本数を狙い通り倒せたときの喜びはひとしおで、ここがモルックの醍醐味でもあります。
最後にハンザヨット!
ハンザヨットでは、子どもから高齢者の方、障がい者の方も難しい練習などをせずに簡単に帆を操って船を走らせることができます。
もともと1~2人向けのボートは乗るのが非常に難しかったのですが、
オーストラリアのクリス・ミッシェルさんが『誰でも乗れるように』と考案して発明されたのがハンザです。
▼本種目の「インクルーシブ」ポイント!
・こどもから高齢者、障がい者の方もまで気軽に楽しめます。
・普段はあまりできない「ヨットを海の上で走らせる」という非日常体験が気軽にできる。
当日は天候に恵まれ、ほどよく風も吹いておりましたので、
参加者の方々も快適なハンザヨットを楽しんでいました♪
当日飛び入り参加が可能だった本イベントでは、
遊びや注意事項などはスタッフの方が丁寧に説明し、安全面を優先しつつも、
可能な限り誰でも楽しめることを目指した内容となっておりました。
お越しいただいた皆様、本日はありがとうございました!